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佐々木 裕介
チャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所 代表
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チャイルドサポートは子連れ離婚と養育費回収の専門家です。
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不倫されて離婚を考える~感情的に行動しないことの大切さ~

指輪を外す女性
この記事の監修

佐々木 裕介(弁護士・行政書士)

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「失敗しない子連れ離婚」をテーマに各種メディア、SNS等で発信している現役弁護士。離婚の相談件数は年間200件超。協議離婚や調停離婚、養育費回収など、離婚に関する総合的な法律サービスを提供するチャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所を運営。

ある日、夫が不倫していた事実に気づく、または突然本人から不倫している事実をつげられたら、あなたはどうしますか?「離婚」を考えるかもしれません。しかし、勢いで離婚してしまうと、後々後悔してしまうかもしれません。離婚するにしても冷静に何をすべきか考え行動するべきです。今回は夫が不倫していた時、離婚するかしないか悩んでいる方へお話をしたいと思います。

目次

離婚するかしないかを決める

まずは「離婚」するかしないかを考えます。兎に角大切なことは感情的になって結論を出さないことです。そして、「離婚」の決定権はあなたにあることを覚えておいてください。相手は「不倫」した有責配偶者です。有責配偶者から調停をおこしても原則離婚は認められません。

離婚を考えるなら

もし、離婚すると決めたなら、あなたは相手に「離婚」を切り出す前にやらなくてはならないことがいくつかあります。

それは、

  • 不倫の証拠を探す
  • 財産を把握する
  • 親権について考える
  • 不倫相手への対応を考える

です。一つずつ考えていきたいと思います。

不倫の証拠を探す

まずは不倫の証拠を探さなければいけません。証拠がなければ、「相手に不倫していない」と言われてしまえば終わりです。また、裁判になっても証拠がないと慰謝料請求できません。

財産を把握する

離婚する際、財産分与をします。たとえあなたが専業主婦だとしても、財産は二人のものです。あなたは、家事・育児を受け持つことで夫の稼ぎの協力してきたからです。その為、あなたは夫婦の共有財産の半分を貰う権利があります。しかし、不倫していたことがばれた夫は突然離婚を告げられたら、財産を隠してしまう恐れがあります。財産が隠される前にすべての財産を把握しておくことが大切です。

親権について考える

子供が未成年の場合は、離婚の際必ず親権者を決めなくてはいけません。場合によっては親権をめぐり争いが起きることも考えられます。まずは自分が親権者になりたいかどうかを考え親権者になると決めたら、その準備をしましょう。

不倫相手への対応を考える

慰謝料請求は夫と不倫相手両方にできます。(二人に慰謝料請求すれば2倍の慰謝料を請求できるという意味ではありません。)請求方法は、直接話し合うという方法もありますが、内容証明郵便を送り慰謝料を請求することもできます。専門家に依頼して対応してもらうのもいいかもしれません。

離婚にはリスクがあることも忘れないで!

離婚すると決意しても、離婚した場合のリスクも把握しておくべきです。特に経済的なことや子供のことなどは、よく考えてから行動しましょう。もし、時間がたてば許せるかもと思えるなら、少し時間を置いてから再度考えてみるのもいいかもしれません。経済的なことは、具体的に考えておくことが大切です。例えば引っ越し費用、新居の家賃、生活費、子供にかかる費用など、計算しておきましょう。子供については、父親と子供の関係性を考慮し、離婚後は面会交流などを通して子供の精神的なケアができるのかどうか考えていきましょう。

離婚しないなら

もし離婚しないなら、相手との関係をどうやって修復するかを考えないといけません。もし何も決めなければ、同じ問題が繰り返されたり、結婚生活にストレスが溜まったりする可能性が高くなります。 相手が不倫相手と別れることは言うまでもありませんが、それだけでは足りません。帰宅時間や連絡の頻度、夫婦で話し合う時間など、自分の状況や望みに合わせてルールを作りましょう。 これらのルールは法律で強制できるものではありませんが、相手に紙に書いて渡すことで、心の中で守るように促すことができます。

離婚を決意したら

「離婚」を決意するとなると、人によって状況はかわりますが、あなたが専業主婦なら新たに仕事をみつけなければいけません。また、家も今の家から出ていくのか、自分が住み続けるのか、決めなければいけません。協議離婚で別れるなら夫婦間の話し合いですべてのことを決めていきます。例えば以下のことを夫婦で決めましょう。

  • 財産分与(不動産・預貯金・保険・車)
  • 慰謝料
  • 親権
  • 養育費
  • 面会交流
  • 新たな家
  • 新たな仕事
  • 子供の学校・幼稚園など

離婚協議書にする

そして、決めたことを「離婚協議書」にします。離婚協議書は夫婦間で取り決めたことを書いた契約書です。これは夫婦間で作成することも可能ですが、専門家に依頼することもできます。

公正証書にする大切さ

離婚協議書を作成したら、次に公正証書を作成することをお勧めします。離婚協議書はあくまで私的な契約書ですが、公正証書は法的な契約書です。夫婦間で決めた内容が法律の手で守られます。ポイントは「強制執行約款」をつけることです。この文言を付与することにより、万が一養育費などの支払いが止まった場合、裁判をすることなく相手の給料などを差し押さえることができます。

チャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所

明るい未来のための第一歩
離婚を決断され、前を向いて新たなスタートを切ろうとされている依頼者さまのお気持ちに寄り添い、経験豊富な弁護士と行政書士が様々な問題を解決いたします。チャイルドサポートは、協議離婚手続きのサポートを専門にしている法律事務所・行政書士事務所です。
初回30分の無料相談、離婚協議書作成、公正証書手続きサポートなど、お客様のニーズに合わせた包括的なサービスを提供しています。全国のお客様の要望にお応えするため、ご相談から依頼、離婚協議書の完成まで、すべてオンライン面談、LINE、メールなど連絡方法で柔軟に対応しております。
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