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佐々木 裕介
チャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所 代表
初回30分無料相談実施中です。
チャイルドサポートは子連れ離婚と養育費回収の専門家です。
離婚後の回収も含めてフルサポートさせていただきます。ぜひご相談ください。

キケン!ネットのひな形で作る離婚協議書

この記事の監修

佐々木 裕介(弁護士・行政書士)

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「失敗しない子連れ離婚」をテーマに各種メディア、SNS等で発信している現役弁護士。離婚の相談件数は年間200件超。協議離婚や調停離婚、養育費回収など、離婚に関する総合的な法律サービスを提供するチャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所を運営。

離婚協議書を作るときには、誰が作るのか、悩むところですよね。ご夫婦だけで作成することもできるし、法律の専門家に依頼して離婚条件に問題がないか、細かく確認しながら作成する選択肢もあります。どちらにするかは、離婚するときの条件がどれだけ複雑か、重要か、時間的に余裕があるかなどを考慮して決めていきましょう。

目次

インターネットにあふれる情報

離婚協議書を自分で作ろうと思う人は、インターネットに載っている適当な離婚協議書の見本を見つけて、それを少し変えて使っている方が多くいらっしゃいます。しかし、インターネットにある離婚協議書の見本がどのくらい正しい情報のもとで作られているのかどうか判断するはとても難しく、また離婚条件で扱うので離婚後にも責任を持たないといけません。インターネットの見本を見ることで、離婚協議書のだいたいの形とよくある条件の書き方を確認することができます。それから自分の離婚の場合と比べてみて、必要な条件やいらない条件、そして大事なことになりますが「足りない条件」についても気づかなければなりません。離婚するときに夫婦が決める条件は、それぞれのご夫婦ごとに異なります。

当事務所でも離婚協議書を作っていますが、全く同じ条件の離婚協議書はこれまで1度もありません。ご夫婦それぞれのオーダーメイドだからこそ、離婚するときの条件が離婚協議書の見本とぴったり合うことは通常起こらないのです。見本はあくまでも参考程度にとどめ足りない条件がないか、または不要な条件はないか、離婚条件を決めていく作業はしっかり慎重に行いましょう。

離婚は人生の大きな決断

離婚協議書を作るときに、子どもがいるかどうか、子どもの進学の予定はどうなっているか、家や財産の分け方はどうするか、住宅ローンはどう払うか等によって、離婚協議書の内容はいろいろ変わってきます。ネットで見つけた離婚協議書の例をそのまま使って、金額だけ変えても、ご夫婦にとって十分な離婚協議書にならない可能性が高いです。さらに、インターネットのひな形の例通りにしようと、無理に離婚条件を当てはめようとしても、間違った離婚協議書になってしまうこともあります。

離婚協議書を作る目的は、離婚するときに夫婦で決めたことを書面にはっきり書いておき、離婚後にトラブルが起きないようにすることです。離婚についてしっかり考えることは、離婚協議書を作るときにはとても大切なことです。離婚は人生の大きな決断、やるべき手続きは、ネットの情報にまどわされず、しっかりと正しい情報を得ておくことが、これからの人生を安心して生きることにつながります。

ネット情報の信ぴょう性

ネットの情報を上手く使うことは、離婚手続きを進めるときに役立つことは確かです。しかしネットの情報を使うときには、十分に気をつけないといけないことがあります。信頼できるものもあれば、間違っているものもあるからです。たとえ正しい情報であっても、法律をあまり理解していない読み手の解釈で、使い方を間違えてしまうことがあります。自分で詳しい分野のネットの情報を見てみると、間違った情報もたくさんあることがわかります。

離婚について書いてあるサイトだからといって、全部を正しいと信じてはダメです。誰でも、得意なことや専門的なことがありますから、すべてのことを詳しく知っているわけではありません。ネットの情報を使うときには、情報を選んだり、正しく理解したりすることが大事です。本来であれば専門の本をかき集めて深く追求しなければわからない情報がネットで簡単に手に入ることはありません。当事務所のHPについても、離婚についてお考えの方の参考になることはできても、個別具体的にご夫婦の状況をおうかがいしなければ、そのご夫婦にとりもっとも良い方法を一緒に検討し、決めていくことはとても難しいことです。

すべてのご夫婦のケースに合う、正しい情報をネットに載せることは、現実的には不可能に近いことかと思います。ネットの情報を活用するときには、これらのことも考えて注意しながら対応してください。自分で使うのは自己責任ですからね。

専門書の活用

インターネットの情報は、誰でも見られるようになっているので、あまり詳しい内容にはなっていません。それぞれ実情が異なるご夫婦に合っているかどうかは不明です。もし、自分で離婚協議書を作りたいならば、離婚に関する法律がしっかり書かれている本を買うことをおすすめします。法律のプロが書いた本には、離婚に関する法律がきちんと書かれていますし、離婚協議書で決めるべきことについても実際の例をもとにした説明がされています。そのため、離婚するときに考えるべきことの全体像を把握することができます。このような基本的な法律の知識を身につけたら、自分に必要な項目だけを詳しく調べていくことができます。インターネットの情報のように誰にでも簡単に分かるように書かれていないので、少し難しいかもしれませんが、その代わりに詳しく正確に書かれています。

離婚協議ではお互い譲歩も必要

離婚協議書というのは、夫婦が離婚するときに、お互いの権利や義務を明らかにするものです。作り方、決め方によっては、どちらかに有利になることもあります。これは子どものことなど離婚条件によっては仕方がないことです。夫婦の利益はぶつかることが多いから、両方に都合のいい離婚協議書を作ることは難しいです。そこで、大切なことは、ご夫婦がお互いに少し譲り合うことをしながら協議を進めることです。お互いに納得できる離婚協議書を作ることができれば、離婚もスムーズに進めることができます。

専門家に依頼するメリット

離婚協議書とは、夫婦が離婚するときに、どういう条件で離婚するかを決めて書いたものです。法律では、離婚協議書を作ることは必ずしも必要ではありません。つまり、夫婦が話し合って、離婚協議書を作るかどうかは自由に決められるということです。ですから、離婚協議書を作らないで、協議離婚の手続きをする夫婦も多くいます。しかし、本当に離婚協議書は必要ないのでしょうか?実は、離婚協議書を作ることは、離婚後の生活を安定させるためにはとても大切なことなのです。なぜなら、離婚協議書には、子どもの親権や養育費、財産分与や慰謝料など、離婚後の生活に大きく影響することが書かれているからです。これらのことは、夫婦がお互いに約束したことですから、守るべきことです。

もしも離婚協議書がなかったら、どうなるでしょう?相手が約束を守らなかったり、後から約束を変えたりしたら、離婚後の生活設計が不安になり困りますよね。そんなときに、離婚協議書があれば、それを離婚前に決めた離婚条件について証拠として示すことができます。そして、ある程度相手に約束を守ってもらう心理的な拘束力が働きます。離婚後に万がいち、元夫とトラブルになったり、裁判になったりしたら、離婚協議書があれば、自分の主張を裏付けることができます。それで、自分の権利や利益を守ることができます。このように、離婚協議書は、あなたの離婚後の生活を安心させてくれるものなのです。離婚協議書を作る人たちは、離婚協議書の重要性を理解していて、法律に従う意識が高い人たちです。そのような人たちは、安全でしっかりした離婚協議書を作りたいと思います。

しかし、離婚協議書を作るのは簡単ではありません。法律の知識や契約書の作り方が必要です。それに、時間もかかります。だから、自分で離婚協議書を作ろうとする人は少なく、ほとんどのご夫婦は、一度は専門家に相談することが多いようです。専門家に頼めば、分からないことや心配なことはなんでも質問して安心できますし、早くて正確な離婚協議書を作成することが可能です。専門家に作ってもらった離婚協議書はあなたの離婚後の生活に安心を与えてくれます。

チャイルドサポート法律事務所・行政書士事務所

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離婚を決断され、前を向いて新たなスタートを切ろうとされている依頼者さまのお気持ちに寄り添い、経験豊富な弁護士と行政書士が様々な問題を解決いたします。チャイルドサポートは、協議離婚手続きのサポートを専門にしている法律事務所・行政書士事務所です。
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